第24回 与謝野晶子短歌文学賞 表彰式が行われました
5月19日(土)、20日(日)に EH株式会社が特別協賛させていただいております第24回 与謝野晶子短歌文学賞 表彰式及び関連行事が執り行われました。 全国の短歌愛好家及び中高生の皆様より1万6千首以上の短歌が寄せられ、入賞作品が表彰されました。
入賞作品を一部紹介いたします。
■一般部門 文部科学大臣賞
母さんのいてへん夜の父さんはわらわんのやでと娘は笑う
堺市南区 丸野 幸子 様
■青春の短歌(中高生部門) 文部科学大臣賞
自由って安定しない物質だ時々固体ほとんど気体
愛知県立豊橋西高等学校 峯田 静里香 様
■青春の短歌 最優秀校
高校の部 福井県立藤島高等学校
中学の部 岐阜県美濃加茂市立西中学校
■一般部門 EH賞
遠距離の恋かなしむに満月を八時に見よと速達の来る
神奈川県逗子市 加藤 和子 様
■青春の短歌 EH賞
太陽はいつから夕日になるだろう君のアドレス消せないでいる
茨木県立下館第一高等学校 大幡 浅黄 様
夕刻より、永田和宏氏が進行される特別鼎談が行われ、女性歌人が自らの「伴侶」について歌った歌を通じて、時代の移り変わりや、それぞれの歌人の特徴について語り合われました。
また、千利休様の大坂屋敷に実在した、「御成の茶室」を四世紀ぶりに復元した、「朝雲庵」では、穂村 弘、永田紅 各氏と中高生による茶話会が行われました。遠くは埼玉県や、富山県から来阪された学生様は『同世代の方を意見交換ができて、良い経験になりました』と目をキラキラと輝かせながらお話されており、短歌の奥深さを感じさせていただきました。